ランニング

自分は週4〜5回ランニングをしています。このブログは練習内容やランニングの効果などを書いていき、少しでもランニングを始める人が増えたら嬉しいです。

運動して疲れたからと水分の摂りすぎは危ないのか?

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運動すると疲れてついつい水などを多く飲みたくなる気持ちは理解でき、脱水と熱中症予防にもなるためしっかり摂ることは大切だと考えます。ただ、体重が1キロ増えたら注意が必要で、水分を摂りすぎており低ナトリウム血症を発症することがあります。これは、細胞中の水分が過剰になると発症して、水毒症ともよばれており軽症では症状がないこともありますが、場合によっては倦怠感、吐き気、嘔吐、筋肉のこむら返りなどの症状が出ます。重症になると肺や脳が水分過剰の影響を受けて、呼吸困難や意識障害を起こし、死に至るケースもあります。マラソン大会で死亡した例があり走る速度が遅い、レース時間が長い、発汗量が少ない冬のレースや体重が軽いことは危険性が高くなるそうです。

 

体重減少率は2%以内に抑えて、ランニングを行う場合1時間当たり400~800mlを目安にすることですが、強度が高いや気温が高い時は多めに、ジョギングなど軽い練習は少なめにすることです。練習前後と途中に水分を摂ることで、ウォーミングアップは、発汗で体の水分を失うことや体温を上がりすぎるのを防ぎます。冷たい飲料を選ぶと練習中に深部体温が上昇するのを防ぐのに効果的で、無駄な発汗を抑えることができます。練習後は、失われた水分や電解質を補給して、コンディショニングするために水分を摂ります。汗と一緒に失われるナトリウムの補給も必要で、0.1~0.2の食塩を含む水の摂取がすすめられています。スポーツ飲料には、一定の糖分も含まれており体内に水分が保持されやすく、長時間走る場合のエネルギー補給の観点で有効です。コップ1杯200mlのため練習前後はそのぐらいにして、走っている途中はボトルで400ぐらい飲めば丁度いいと思います。暑い時に冷たい水などを飲みたい気持ちになっても飲みすぎると病気になるため注意してほしいと考えます。次回は練習する日を減らしても記録が伸びるのかについて紹介します。