ランニングを習慣にしているには大丈夫ですが、楽しくなくても走らないといけない場合には依存症になっている可能性があります。ランニング依存症とは、ランニングという行為自体に執着・依存してしまっている状態やランニングをしないと気が済まないことです。依存症には、ギャンブルやアルコール、薬物や窃盗依存症と同じく「プロセス依存」の一つでランニング中毒やスポーツ依存症と言われることもあります。症状は、ランニングをしないとダメと思い具合が悪い、疲労や痛みがあったりしたとしても続けるようになり、24~36時間で禁断症状が現れると言われています。
原因は、脳内物質エルドルフィンにより、脳内麻薬物質と呼ばれており中毒性のある物質で、エルドルフィンは高揚感や幸福感、快楽をもたらすもので、依存に陥ってしまう可能性があります。また、ランニングが自己の能力を証明する、数少ない唯一の柱になってしまうことです。ランニングを始めて、走れば走るほど成果が得られる中で、自分を証明するや精神的な柱になり仕事の出世が絶たれたり、加齢による能力の低下を実感している場合に、ランニングによる成果が支えとなり依存症になってしまうことです。依存してしまい家族や友人関係に支障をきたす、怪我をしながらも練習してしまうことは問題があり、改善していかないとランニング以外のことを考えられなくなると思います。
体が痛くてもランニングをすると成果が得られると感じていてもそれでいい結果を出せるわけではないので、適度に休養することが必要だと考えます。目標タイムに向けて本格的に頑張っているランナーであれば、日々の練習に浸かってランニング中毒のような状況に陥ります。しかし、それで日常生活に支障をきたすことはなければ問題はないので、怪我をしないようにタイムを更新できるように頑張ってください!次回は運動している人が食事に気をつける理由はなぜかについて紹介します。