ランニング

自分は週4〜5回ランニングをしています。このブログは練習内容やランニングの効果などを書いていき、少しでもランニングを始める人が増えたら嬉しいです。

高地トレーニングができたら体力がつくのか?

f:id:futouco:20211118133306j:plain

聞いたことはあると思いますが、高地トレーニングをやるためには標高の高い山に行く必要があり練習する機会はそこまで多くないと思われます。高地トレーニングとは、人間の環境への適応能力を活かし、運動能力向上につなげるトレーニング方法です。高地は、低圧、低酸素、低圧のことで、効果的な標高は1500~3000メートルとされており酸素濃度が薄いため人間の体は酸素を取り込みにくくなり、血中の酸素濃度が低下します。軽い運動でも高い効果が得られるためトップアスリートは大会前などに鍛えるために走っています。

 

メリットは、低酸素の環境は、人間の酸素運搬機能に影響を与え、酸素を十分に行き渡らせるため、血液中で酸素を運ぶヘモグロビンと筋肉中に酸素を運ぶミオグロビンが増加します。また、高地に比べ酸素のある平地に戻ると、以前よりも酸素の運搬能力と筋肉の酸素消費能力がアップしているためパフォーマンスの向上ができます。この2つが高まり、最大酸素摂取量(1分間で体内に摂取できる酸素量を測る)が向上し、筋肉への酸素供給が十分に行われると、全身持久力とともに筋持久力の向上も期待できます。デメリットは、疲労回復に時間を費やし、体調の変化が著しく、睡眠にも影響が出ます。平地でこなせていた練習をこなせなくなるなど、酸素の薄さによる部分が出てきます。

 
 最初の数日は脱水が進みやすく、3〜5日体にストレスがかかるため注意してほしいです。期間は短くても長くても繰り返すことで効果があります。最近では低酸素環境下での運動は、糖輸送体を増加させ、骨格筋への糖の取り組みを促すことができます。高地トレーニングをするのが難しいのならマスクをつけて練習すれば普段よりキツく感じられそうです。ただ、標高が高く酸素が薄い場所よりは楽に感じるためできれば年に1回は1000メートル以上の標高で練習することです。高地の練習をしたら数日間は疲労を抜くために休まないと体調を崩し練習できない期間が増えてしまます。次回は真面目な性格だと損をしてしまうについて紹介します。