練習と大会関係なく１０キロを設定して途中で苦しくなったら「よく頑張った、次もあるからいいよ」となってしまうとメンタル勝負に負けたことになります。逆に「苦しいけど頑張ろう」としていればメンタルが強くなります。メンタルを鍛えること、コントロールすることは走る練習と同じように重要です。「何のためにランニングしているの」と思ったら注意が必要で、練習しているのに結果が伴わない、膝などの痛みがとれない、「もう今日はいいでしょう」と楽な方を選ぶことです。また、フルマラソンを走ってみたいなどは、辛いだけだったとという思いに陥りやすいです。
走るモチベーションをなくしたら、他人のために走ることをすることです。友達など初心者ランナーと一緒にコーチ役として走ることです。特に１人で走っている人は、誰かと走るだけでも気分転換になり、ゆっくりとしたペースになり景色を楽しめたり、話しながら走る楽しさに気づけることもあると思います。何事にもポジティブに捉えることで、大会で目標設定しても届かないなどによりモチベーションが低下することです。自分に対して厳しくすることも必要ですが、「怪我せずに練習できたことは自信を持っていい」とプラスに考えることで、メンタル強化にもつながりそうです。
メンタルを強化するためには、ストレスを上手に回避することが大切です。完璧は求めすぎず、７〜８割で満足することで、毎回の練習で全力だと力尽きてしまうため余裕を持たせることが必要だと思います。失敗してしまった時に「情けない」とマイナス感情になるのではなく「いい経験になった。これ以上大きな失敗はしない」とプラスに捉えるとストレスに負けにくくなります。１人で抱え込まず誰かに相談するのも有効な手段になりそうです。マラソン大会で完走するためにはメンタルが重要な要素になっているため、音楽を聴くや友達と走るなど楽しんで日々の練習をこなして、メンタル面のトレーニングも視野に取り組んでほしいと考えます！次回は大会で力を発揮するために普段の練習が大切について紹介します。
