ランニングを習慣にしているランナーは、フルマラソンやハーフマラソンなどの大会で完走か記録を狙うために出場すると思います。フルマラソンでは、給水以外に補給食となるバナナやゼリーなどが置いてあることはありますが、抽選で当たらない限り食品をもらうことはできないと思います。ただ、最近では美味しいご当地のグルメなどを目玉に打ち出した、その地域の特色が味わえるユニークなフードマラソンが人気を集めています。
東北風土マラソンは、宮城県登米市で開催されて、東日本大震災からの復興を目指したもので、日本酒や焼きホタテ、最上の早生そば、いぶりがっこ、山ぶどうゼリーなど新鮮な海産物やブランド食材まで食べられます。南魚沼グルメマラソンは、レース終了後に南魚沼のコシヒカリが食べ放題の「グルメパーティー」で、「もち豚カレー」や納豆に漬物や野菜を細かく刻んだものを混ぜて作る「きりざい」などをご飯と一緒に食べることです。京都ご当地グルメリレーマラソンは、京たけのこご飯やカレー焼きそば、わらび餅や玄米みたらし団子といったスイーツなどが食べられます。九州グルメマラソンは、博多豚骨ラーメン、宮崎アップルマンゴー、五島手延うどんなど普段味わえないのを食べることができます。
紹介していない大会もたくさんあるので、自分が住んでいる県で同じような大会が開催されていないか調べてみてほしいです。普通に走って記録を狙うことも大切ですが、たまにはグルメなどを楽しみながら大会に出場してみるのもいいと思います。参加していなくても楽しめるのはこのフードマラソンのいいところで、走らなくても食べられるのは運動をしていない人でも参加しやすくさらに広がっていくと考えます。走り終わった後に食べると胃に負担がかかり体調を崩してしまうことにつながりますので、少し休んでから食べることが必要です。フードマラソンを目的に走ることを始めてくれたら嬉しいです！次回はランニングをすると小顔になるのかについて紹介していきます。
