大会では前半抑えて後半に上げようと考えているランナーもいますが、それでも記録は出せます。前半抑えすぎて後半ペースアップしたのに想定以上に記録が悪くなることってあります。ただ、後半上げる練習をしていないと一定のペースに慣れてペースアップしたくても足が動かないと思います。いきなり後半20秒を上げることはしなくていいですが、余裕があるなら最後の1キロは5秒を目標に走ってほしいです。
フルマラソンを走ったランナーなら30キロ以降が勝負ですが、ハーフ以下だと後半の粘りで決まると思います。前半より後半のタイムがいいのはほぼ不可能に近いので、同じくくらいのペースになるように上げていく必要がありそうです。例えば前半の4分半と後半の4分半は足の感覚が違い後半の方がキツくなるためスピードアップしないとこのタイムに届かないことになります。ペース走が1番後半上げやすいためそれで練習していますが、LSDでも後半少しペースを上げることをしてもいいでしょう。後半に10秒以上落ちる場合は、まず体力をつけるために距離の練習をしてもらいそれからスピードを上げる練習に取り組んでほしいです。後半落ちることは仕方ないと思っていると予想以上に体が動かなくなるので、5キロ以降に上げるなど後半で抜いていくイメージを持つことです!次回は周りの人に目標を言うことで頑張れるのかについて紹介します。