ランニング中に突然の下痢に襲われるとトイレに行くか止まるか、様子を見るためにペースを落とすだと考えます。大会ではコース途中に仮設のトイレが設置されていますが、タイムロスになり目標タイム達成が遠ざかってしまいます。1回で済めばいいものの何回も繰り返す可能性が多く苦しめられた経験がありそうです。私は1回練習途中で起きて薬を飲んだら治りましたが、現在も数ヶ月に1回は練習後に下痢になっても原因がわからないため対策できていません(笑)多分激しい運動をした時が多いので、胃などに負担がかかって起こしていると思います。
原因は、走ることで腸の蠕動運動が刺激を受けることにより活性化して便意を催すことです。また、速いペースや長距離を走るような激しめの運動の場合は揺れも大きく、胃腸など内臓にダメージを受け、疲労が溜まり下痢を起こします。内臓の血流低下で、筋肉に血流が集中する一方、内臓への血流が減って、内蔵機能が低下して、内臓が疲れやすくなります。他に大会などで緊張によるストレス、お腹周りに汗をかいて、冷えてしまい腸が刺激して下痢を起こします。
対策は、走る前にトイレに行くことやお腹周りの筋肉を鍛えておくことです。走る前は、出るか出ないか別としてトイレに行くのは習慣にする、腹筋、腹斜筋、背筋を鍛えると脇痛や腹痛を軽減できると考えます。冷たいものをがぶ飲みしないことで、走る前後に水分補給は大切ですが、キンキンに冷えた飲み物は控えて常温から少し冷たいぐらいにすることです。お腹が冷えないためには、腹巻をして温めることによってランニング前後の下痢を防げると思います。下痢のにならない対処をしても起きることはあるため両手のひらを温めるように擦り合わせ、お腹を擦ってあげるのも効果があります。次回は気温5度以下になると体が温まりにくくペースが落ちるについて紹介していきます。