皆さんは変わった練習をしたいと思ったことはありませんか？１キロごとにペースを変えることは大会では良くあることです。ペース走で５キロ→４分５０秒に上げたはずなのにその次の１キロは５分以上かかって上りがあったや向かい風だったなどの要因はあるかもしれんません。ただ、１キロ５分２０→２キロ５分→３キロ５分２０秒と１キロごとに上げていくビルドアップとは違いスピードアップとダウンを繰り返す練習です。この練習ができるランナーは、大会でペースの上げ下げがあっても冷静に対応すると思います。余力はあるのにペースを落とすのって予想以上に難しく私もやってしましたが、前の１キロと変わらないことが多かったです。
トップアスリートの場合は１キロごとで仕掛けたり落としたりしますが、市民ランナーでそこまでする必要はないと思います。最初は１キロ慣れてきたら３キロと維持する距離を伸ばしていくことが大切です。最初の１キロが重要となり速いか遅くしないと普段のペース走のスピードだとほとんど上げ下げがないままの練習になってしまいます。体力向上につながるとはわかりませんしこの練習をしたから記録が出るとは限りません。
上りが続いたやキツくてタイムが落ちたはありそうですが、練習前から上げ下げを設定する人は少ないと感じています。他のランナーがやらない練習をすることで大会で焦ることなく自信がつき記録を更新する可能性もあります。上げ下げの練習で１キロで３０秒以上の差が出るとフォームが崩れたりしますのでそこは気をつけて走ることです。自分で決めたオリジナルの練習を１つ取り入れないと継続はできても記録を出していくのは難しいでしょう。次回は記録が落ちてしまう練習とはについて紹介していきます。
