私よりも速く走れるランナーを見ると後ろ足が高く上がってストライドが伸びている感じがします。ストライドを伸ばそうとした時、足を前に伸ばすという意識を持ってしまいそうですが、これではスピードが出ないです。足を伸ばすことを意識してしまうと自分の体よりもかなり前方で着地することになり、進行方向に対してブレーキがかかってしまいます。ストライドを伸ばすには、地面をしっかり踏み込んで足を後ろに伸ばすという意識が非常に大切だと思います。進行方向と逆である自分の後ろ側の地面に力を加えることで、反作用として体が前に進んでいきます。また、地面に力を加わる時間をが長ければ長いほど速度が上がります。しかし、後ろ足が地面から離れた後にも足が後ろに残り続けてしまうとストライドが伸びなくなってしまいます。そうならないために前の足が着地する前に、後ろの足が前の足を追い越す動作が必要だと考えます。
力んだフォームは長時間保つことは難しいので、脱力して行えるようになればランニングの速度を上げることができそうです。ストライドを伸ばす練習で意識することは多いため１つずつクリアしておくことで伸ばすことになると思われます。例えば地面を強く踏み抜くだけを意識するだけで、うまくいくことになって記録を更新できるようになりそうです。他にストライドが伸びているかを確認するかは、友達などに撮ってもらうことも可能ですが、ピッチからストライドが算出できるランニングウォッチを使った方がいいと思います。動画で見てもどのくらいのピッチで走っているか分からず改善する点を見つけづらいためランニングウォッチで計測した方が記録を更新しやすいと考えます。次回は怪我を長引かせてしまう原因とはについて紹介していきます。
