ランニング

自分は週4〜5回ランニングをしています。このブログは練習内容やランニングの効果などを書いていき、少しでもランニングを始める人が増えたら嬉しいです。

ネガティブとポジティブスプリットどちらがいいのか?

ネガティブスプリットは、前半を抑えて入ることで余力を残して、後半ペースを上げるペース配分のことです。例えば、フルマラソンを5時間で走る場合、前半3時間10分、後半2時間50分で走るようなペースで、徐々に体を温め上げていけるため、練習時の感覚で、精神的に楽に走れます。後半、周りが落ちてきた時に、抜いていける気持ちの良さもあります。ポジティブスプリットは、前半からペースを上げるペース配分で、前半3時間05分、後半2時間55分で走るようなやり方です。前半貯金を作りそのまま逃げ切るペース配分となります。しかし、自分の走力を上回るペースで入り、後半歩くぐらい苦しくなるのはポジティブスプリットとは言えないためペースが落ちても後半も走り切れるペース配分が必要です。

 

どちらがおすすめかは、確実に記録を目指すのであればネガティブスプリット、自分の限界で走ってみたいならポジティブスプリットです。ネガティブは、前半抑えて走ると後半でも足が動いて記録を狙えることになりますが、30キロ以降は走行時間により蓄積した疲労が出てラップが10秒遅くなることは想定しておくことだと思います。ポジティブは、前半飛ばすため後半苦しくなりキロ4分で走れる人が6分まで落ちることもあり、うまくはまれば記録更新につながり賭けのようなレースになります。

 

フルマラソンでなくても前半抑えて後半上げる方法の方が記録が出やすいかもしれません。コースによっては後半下りがあるからそこで上げるとしてもいいですが、平坦かアップダウンでは前半を抑えてほしいと思います。10キロまでなら前後半同じペースで行けてもそれ以上だと足に疲労が蓄積して動かなくなる可能性もあります。練習では、ポジティブスプリットに挑戦してスピードアップやどこまで粘れるかを確かめることで、自分が走りやすいペースを知ることができると思われます。次回はビーチランニングをしてみたらについて紹介します。