クラスや学年で何人かはスポーツ推薦で高校か大学で進学した生徒を見たことがあると思います。私は中高の時同じ部活の生徒が県大会で優勝したり3位で推薦をもらって凄いなあと感心していることを覚えています。進学した学校では、推薦があるということは強豪校か練習が厳しく中学と高校と環境が変わり退部してしまうケースも残念ながらあります。学校は、勉強をする場所でもあるので、部活をしているだけで卒業することはできず赤点か単位を落としてしまった場合は、留年することになります。
スポーツ推薦に出願するのは、中学と高校からの推薦書が必須となり生徒自身が決めるというより、顧問から勧められることがきっかけに進学先を検討し始めることになります。競技によって違いますが、県大会優勝をしていないと推薦される確率は低く全国大会に出場していると県内の複数校、入賞以上だと県外の学校から声がかかると思います。1校のみ推薦状を送り、その学校に合格した場合は必ず入学する前提で、合格率は9割を超えるそうです。また、学力は評定平均○○以上と記載されていることが多く当日には小論文か筆記試験がありますが、よほどのことがない限りこれをり理由に不合格になることはないようです。しかし、入学してから授業についていけないなど苦労することになり、学業に力を入れるようにと部活での練習を制限されることもあります。
スポーツ推薦で入学してもプロのアスリートになれる確率は相当低いので、普通の企業に就職することを想定しておいてほしいと思います。スポーツで培った粘り強さやメンタルの強さ、チームへの貢献などは就職で有利になることがあります。また、数人ですが、特待生制度があり学校の授業料免除や入学金半額などもあるためできれば全国でも成績を残しておけばお金が安くなることもあります。ただ、学校によっては1年間のため怪我で長期離脱するや成績が悪いと免除されなくなることもあるので、注意してほしいです。スポーツ推薦で入学すると他のスポーツに挑戦することができなくなるため、野球部だけどバレーボールをしたくなったから転部をすることなどはほぼ無理でしょう。学力だけでは入れない学校でもスポーツの実績で上のレベルの学校に入学できることは嬉しいですが、勉強もしっかりするようにしてほしいと思います!次回は社内運動会とは何かについて紹介します。